堂坂有希 花瀬あさみ



所属声優紹介  堂坂 有希








1.幼少期~高校生くらいまでの間でなにをきっかけにして声優という職業を意識・目指すようになったか?地元での話など。


初めて「声優」という職業を認知したのは、涼宮ハルヒの憂鬱という作品です!
元々アニメは好きで、小さい頃は特に夕方に放送しているようなジャンプ作品にハマっていました。
深夜アニメには、学生時代に友達の家で「涼宮ハルヒの憂鬱」や「けいおん」を観せてもらったのをきっかけにどハマりし、それからは休日に友達とアニメイトへ行ったり、ライトノベルを読んだりするようになりました。
そして、動画サイトにアップロードされていた「涼宮ハルヒの激奏」というライブの映像を観ていたら、ED楽曲を歌って踊る方々が出てきて「この方は…誰だ??」と…。
そこで初めて調べて「声優」という存在があることを知りました。
元々、人前に出て何かをすることが好きだったしこういう形でアニメに関わることができるんだ、と憧れ、気づいたときには「声優になりたい」と思っていました。
よく一緒に遊んでいた友達の一人にも声優を目指す子がいて、二人で毎週のようにカラオケに行ってはアニメや声優さんの曲を歌ったり、漫画を朗読したりして遊んでいたのを覚えています。
あまり詳細は覚えていませんが「声優になりたい」と目指し始めてからわりとすぐに親には話していて、「お金を貯めて東京に行く!」と言っていたような気がします。


2.専門学校・養成所でのエピソード。学んでいく過程で楽しかったこと、つらかったこと、悩んだことなど。


「個性」について一番悩みました。
講師の方によく言われていたのは「下手じゃないし、上手くこなすけど、いまいち印象が残らない」「まじめすぎる」「普通」「きれいに整ってる、でもそれだけ」当時は何を試してもそう言われ続けたので、とっても苦しかったです。
東京に出てきてからは「自分にはどんな役が合うのか」が分からなくて、すごく悩みました。
楽しかったことは、お芝居をすること。
流行ってるアニメが好きで関わりたくて、人前で何かをすることも好き、だから声優になれば私の好きなことが全部できる、というミーハーな気持ちで目指した職業でしたが学んでいくうちに、お芝居が面白くて楽しくて、お芝居自体にハマっていました。
なので、つらくても続けられたんだと思います。


3.初オーディションや初現場などでのエピソード。うれしかったこと・感動したこと・驚いたこと・失敗してしまったことなど。


初オーディションや初現場は、当たり前ですがとっても緊張しました!!
心臓の音がうるさくて、自分がどんなお芝居をしているのかわからないくらい…!
でも、事務所に所属して、外部の方と接する機会が増えてきた頃「君は楽しそうに芝居をするね」と言っていただけたことがあります。
その言葉がとってもとっても嬉しくて…ちょうど個性や適性に悩み苦しんでいる時だったのですが、自分の魅力がやっと少し見えた気がして、そこから「自分の強み」を少しずつ伸ばしていくことができました。


4.現場に行くにあたって気をつけていること・心がけていること。


収録前は、もちろん時間の許す限り全力で準備・勉強・練習をしていきますが、現場では、予想外のディレクションやリテイクが飛んでくることがあります。
私も実際に「こんなこと言われるなんて考えもしなかった!」っていうディレクションを受けてしまい、その場ですぐ対応できない、お芝居を変えられない、ということが何度もありました。
どんなに練習しても、経験値や生きてきた環境で、自分の頭だけじゃ思いつかないし対策できないことはあります。
そのたびに、柔軟に動ける身体や基礎力はやっぱり大切だな、と感じるので、基礎練習という名の、活舌・発声のメンテナンスを心がけるようにしています。
あとは、興味をもったことや、興味がなくても視界に入ってきたものはとりあえず挑戦してみる、を心がけています。
役によって、全然違った価値観や境遇、経験など、いろいろなバックボーンをもっています。
それを表現するにあたって、ただのほほんと生活しているだけじゃイメージできなかったり、アウトプットできないので、なるべく色々な物事に触れられるように気を付けています。
実際に現場に行ったときは「作品を作るチームだ」ということを心がけるようにしています。
緊張はとてもするし、ご迷惑をおかけする可能性もあるし、わからないことや不安なこと、心配なことはいっぱいあるので、委縮してしまうことがあります。
私はほぼコロナ禍デビューだったので、アフレコでのマイクワーク経験があまりなくて最初の頃は「失敗しないように」「恥をかかないように」と思って事前チェックをしていました。
でも、何度か現場に入らせていただく中で、先輩方は「自分のお芝居をより良いものにする」という意識のほかに「この現場がより良いものになるように」と周りを思いやっていることに気づいて…「収録はチームワークだ」と強く感じました。
それからは「恥をかかないように」ではなく、マイクワークにしても、何気ない受け答えにしても「どうやったら気持ちよく収録できるかな?」「どう行動すればスムーズかな?」というマインドで考えるようになって、必要以上に委縮することもなく、堂々と現場に行けるようになりました。


5.まだまだ道半ばの声優人生。これからの目標、理想としている声優像。


養成所時代に、講師の方に言われた『「うまい役者」じゃなく「いい役者」になれ』という言葉が、ずっと心に刺さっていて…業界内には魅力的なお声や、お人柄、自分だけの世界を持っている、素敵な声優さんがたくさんいらっしゃいます。
その中で私も、「この人でもいい」「この人がいい」ではなく「この人じゃなきゃ絶対にだめだ!」と言っていただける役者になりたいです。



所属声優紹介  花瀬 あさみ






1.幼少期~高校生くらいまでの間でなにをきっかけにして声優という職業を意識・目指すようになったか?地元での話など。


幼い頃に母とアニメを見ていた時に『このキャラクターの声が可愛くて好きだな』と話をしていて、その時に母から『声優』という職業があることを教えてもらったことがきっかけでした。
それまではテレビの中のキャラクターが喋っているのだとずっと思っていて、こんな凄いことができる人がいるんだと感激したことをおぼえています、そこから声優さんを調べたり、声真似をして遊んだり、弟たちを巻き込んで児童書の音読をして一緒に録音したりしていました。
地元での話は、学生時代はまだ将来の夢は漠然としていましたが、音楽が好きで6年間吹奏楽部に所属していました、その時に『チューバ』という大きな金管楽器を演奏しており、肺活量と筋力の基礎やリズム感をその時に鍛えてもらい、今の活動に活きているなと感じています。


2.専門学校・養成所でのエピソード。学んでいく過程で楽しかったこと、つらかったこと、悩んだことなど。


楽しかったことは養成所に入った当初発声練習や、お芝居、声優さんたちが通る道なんだと思うとすべてが新鮮で楽しく感じました。
また子供たちに向けた舞台の活動にも取り組んでいて、どうしたら楽しんでもらえるのか、大変なこともたくさんありましたがステージで子供たちによろこんでもらえた時に良かったなととても嬉しく感じました。
悩んだことは、舞台でのお芝居と、アニメや外画、マイク前での演じ方の違いに苦戦をしました、マイク前でも舞台と同じような大きな表現になってしまっていて、先生や先輩方にご指導を頂きながら試行錯誤を繰り返す日々でした。


3.初オーディションや初現場などでのエピソード。うれしかったこと・感動したこと・驚いたこと・失敗してしまったことなど。


所属声優になった際は、身が引き締まる想いでした。やっとスタートラインに立てたという気持ちと、早く東京に行かないと!という漠然とした焦りもありましたが大阪での活動もあり、社長やマネージャーに相談を何度も行い大阪拠点で活動をすることにきめました。
嬉しかったことや感動したことは、初めて舞台に立たせていただいた時に子供たちからお手紙をもらったことです。
とても嬉しくて、そのお手紙がずっと宝物で今も活動の励みになっています。
失敗したエピソードは…新人の時に、憧れの大先輩と一緒の現場になった時に緊張しすぎてあろうことかその大先輩の台詞を間違って言ってしまったことがありました。
休憩時間に勇気を出して謝りにいった際に、『まぁ駄菓子でもくいな~』と笑って言って下さり、とても救われました。
また収録の後に、『喉をしめすぎているから、もう少し力を抜いて演じるといいよ』とアドバイスを言ってくださり、違う事務所の先輩ですが、隔たりなくアドバイスをしていただき、私もそんな温かい優し役者さんになりたいと感じました。
また成長してお会いできる様に絶対頑張るぞと自分に喝が入った1日でした。


4.現場に行くにあたって気をつけていること・心がけていること。


声優のお仕事に限らずですが体調管理や余裕を持った移動時間、初めての現場の際は一度場所をチェックしてから待機、明るい挨拶を心がけています。
配役の決まっていない役があった時などはいつでも対応できるように事前にチェックをし、また初めての役の時は色々なパターンを聞いていただける様に準備をしていきます。


5.まだまだ道半ばの声優人生。これからの目標、理想としている声優像。


声優という職業を知った時のキラキラした気持ちを忘れず、聞いてくださる方に楽しんでいただけるよう、作品、役の“想い”をしっかりと伝えられる声優になりたいです。
花瀬に任せよう!花瀬だったら面白くしてくれるだろう!と任せていただける様な先輩方の様な素敵な、頼れる声優になりたいです。
読んでいただき有難うございます、今後とも宜しくお願いいたします。












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